いつもだったらこんな時期にキャンプに出かけることはない。というのもやはりキャンプの醍醐味でもある水遊びがもう出来ない時期だからだ。しかしいつもとちょっと気分を変えて、行ってみることにした。場所は滋賀県 宝船温泉オートキャンプ場。琵琶湖のほとりにあるキャンプ場だ。自宅を出て車で2時間程で到着。
受付で料金を支払い早速場所の確保・・・・!ありゃ誰もいない・・・!!!。どこでもOKの状態だった。
地面には焚き火の後がそこらじゅうに残っていて夏場の賑わいを思わせたが、なんだか寂しい気がした。キャンプ場に来てこんな気分になったのは初めてだ。
いつまでも感傷に浸っていてもしょうがないので、キャンプサイトの設営にかかったが、いつもなら汗だくになりながらタープを立てたり、テントを張ったりするのだが、その日は比較的涼しく夏場に行った笠置キャンプ場と比べると快適そのもので、琵琶湖からの風が涼しく心地よかった。
いつもはやや遠慮しがちに場所を確保するのだが、今回はやや大胆にと思ったが、張り終えてみるとレイアウトはいつもとあまり変わりはしなかった。
結局自分達の持っている装備なんかにもよるけど、だいたい決まったスペースになるようだ。
さて設営が終わり、少しぼんやり琵琶湖を眺めていると、沖のほうではウィンドサーフィンをしている人がたくさんいた。またレジャーカヤックをしている人もいて実に楽しそうだ。子供達は虫取りに夢中だ。
さすがに琵琶湖もこのあたりまで来ると水が綺麗で、数十匹の小魚の群れが泳いでいた。琵琶湖には大小様々な川が流れ込んでいて、その流れ込みのところで、ブラックバスを釣っている人がいた。
子供と見ていると小さいブラックバスが釣れた。
隣のキャンプ場には結構たくさん人がいて、テントもたくさん張られているのだが、こちらには僕たちの他には誰もいない・・・。料金が違うのだろうか。後で隣のキャンプ場の人に聞いてみると、同じ料金だった。その日はたまたまこっちのキャンプ場は予約が入ってなかったようだ。(夕方近くに何組かやって来た)
さて昼近くにサラダのドレッシングと豚肉の買い出しに車で出かける。琵琶湖岸の広々とした道を通って10分ほどでちょっとした町に出た。そこにあるショッピングセンターで食材を買いまたキャンプ場へ戻った。
昼食はバーベキューセットで焼きうどんを作って食べた。炭火で作るとなんでも美味しく感じるのはここ数年来の僕の課題なのだが、実際食べてみると本当に美味しかった。(気のせいだろうか?) 夕方、キャンプ場の前にある宝船温泉に行った。なかなか風情のある旅館で、迷路のような細い路地を抜けていくとお風呂場があった。 サッパリしてキャンプサイトへ戻り、お待ちかねのバーベキュー(焼き肉)。
昼間使ったコンロに炭を足して着火。琵琶湖からの風がいい感じで炭火を赤々と燃やしセット完了!早速、野菜、肉をコンロの上に置いて焼いていく。琵琶湖からの風が強くなってきて、少し寒いくらいになり、早く食べないと焼いた肉がすぐに冷めてしまった。
夕食後隣のキャンプ場に行ってみると、若い連中が大勢で花火をしていた。ぼんやりと夜の琵琶湖を眺めているとなんともいえずいい静けさ・・・それに月がなんとも綺麗だ。
夏場のキャンプ場ではまず味わうことのできない良さがあった。
翌朝、簡単な朝食を食べて、子供と近くを散策してみた。
奥まったところに老舗風の旅館があった。
そこの前の広場で子供と買ってきたスケボーをして遊んだ。スノーボードはちょっとした自信があったので簡単だと高をくくっていたら大転倒!!!思いっきり背中を打ってしまった。みんな簡単そうにやってはいるがかなり難しい・・・。
なんだか拍子抜けな感じがした今回のキャンプだったのだが、「これもありかな・・・」などと思い昼には宝船温泉キャンプ場を後にした。
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宝船温泉オートキャンプ場 電話番号:0740-32-1293
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