遠い昔のこと…。
私が子どもの頃、夏になるとよく近くの川や池によく出かけては川遊びや魚とり、昆虫採集といった今で言うアウトドア的な遊びを毎日当たり前のようにしていた。
その当時は「野外で自然と触れ合う…」そんなことは意識したこともなかった。
他に遊びがなかったせいもあるだろうが、現在のようにゲームや屋内で遊べる遊びが皆無だったため、どうしても野外に出て遊ぶというものなったと思う。
特に川や池といった水辺での遊びは、近年言われている危険な一面もあるものの、僕たちにとってはすごく魅力的な場所だった。
ガサガサ、釣り、水泳はもちろんのこと、水辺に生息する昆虫なども実に興味深く魅力だっぷりだった。
特に僕はトンボの美くしさに少年のころから魅せられていて、現在でも水辺にヤンマーなどが颯爽と飛んでいたらワクワクしてくる。
確かにコンピュータ時代で家でテレビゲームをすることは悪いことではないと思うが、それは否定もしないが肯定もできない。
やはり人間は自然の一部であり、そこにはイキイキとした人間本来の姿があると思う。
そんな自然も近年ではあまり身近では見かけられなくなったが、少し足を伸ばせば、まだ自然と触れ合うことができるフィールドに行くことができる。
ここでは主に「ガサガサ」や「釣り」といった水辺に関わるこれまで私が経験してきたアウトドアの体験談やアウトドアの遊びを通じ経験し知り得たちょっとしたコツなどの事柄を紹介していこうと思う。