盆休みを利用して奈良県の奥地、天の川青少年旅行村 奈良県吉野郡天川村庵住(いおすみ)に行ってきた。
やはり天川まで車を走らせると、その水質は最高で冷たく、ロケーションも文句のつけようもないところだった。ここは吉野熊野国立公園に指定されており、山岳美、渓谷美、原生林の自然美も楽しめる。
今回お世話になった天の川青少年旅行村は気温が県北部の奈良盆地より5~3度低く、夜は真夏でもクーラー無しで快適に過ごせるとのことだったが、実際に夜になってみると、昼の蒸し暑さはまったく消え、思わず長袖のシャツを着込むほどの涼しだった。
早速受付を済また。
ここではキャンプに必要なものなどいろいろなものが販売されていた。(飲料、お菓子類、タバコ、アイスクリーム、炭など。)
またレンタル用品(バーベキューセットや釣竿・炊事用具)などもレンタルしている。
管理人も常にキャンプ場にいるので何かと安心だ。
売店の様子。食糧品やレンタル品が並ぶ。
さて、キャンプサイトの設営にかかる。約30分程度で設営完了!
1フロア4m四方のスペースで車もキャンプサイトの真横に駐車することができるので、実質オートキャンプと同じだ。
キャンプサイトのすぐ後ろが切り立った斜面になっており、なんとなく落ち着ける。その斜面にいくつかのコテージが点在している。
設営が終わり、チェアに腰掛けながらぼんやり回りを見渡すと、キャンプサイトのすぐ横には、木のぬくもりを感じさせるこんな遊具設備もあった。
コテージ、バンガローなどの設備も充実しており、この日多くの利用者がいた。昼間の間は車の出入りが多かった。
さて、キャンプサイト設営も終わり、水着に着替えてキャンプ場のすぐ下を流れる天の川(てんのかわ)へ・・・。
水は素晴らしく透き通り、川面に反射する太陽の光が眩しかった。
あぁ!夏だな~。ってじみじみ感じ入る瞬間だった。
川に入ってみると驚くほど水が冷たかった。僕は長年カヤックをやってきていろんな川へ出かけてきたが、久しぶりにシャッキっと冷たい、本当にいい川だ。泳いだりすると、少し心臓が締め付けられる感じがするほど水が冷たくとてもいい。
足元を見ると無数のヨシノボリが岩にくっついていた。
もってきた魚網で捕ってみたが、最初はなかなかとれない。何回やっているうちにコツがわかってきて、数匹捕れた。
昼間川でたっぷりと遊んだあと、すぐ近くの「天川薬湯センターみずはの湯」に行ってみた。なかなか感じの温泉だった。
天川薬湯センターみずはの湯から天の川(てんのかわ)が見える。なんてロケーションのいい温泉だろう。
温泉でサッパリしたあと、早速バーベキューの準備にかかる。
夕方近くになると急に気温が下がってきて墨火のつきが悪い。
持ってきた、肉、野菜などを焼き月並みではあるが、夏のキャンプ恒例のバーベキューをした。やはり炭火で焼くとなんでも美味しく感じる。
当然のことだが、夜になると真っ暗になる。またそこがいい。
かなり冷え込んできて、思わず長袖のシャツと長ズボンを着こんだ。
夏のキャンプ特有の蒸し暑さを感じたのは昼間だけだった。ここ数年来夏のキャンプでこんな経験をしたのは初めてだった。
夜キャンプ場のまわりを歩き回っていたら、本当に寒気がしてきて、なんとなく淋しさを感じた。
夜陰の中に響く川の流れの音だけが、かすかだが山間にこだましているような錯覚を覚えた。
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天の川青少年旅行村 電話番号:TEL・FAX:0747-65-0033
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