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調整については、人それぞれ体格や体重などさまざまです。フッティングと同じで、やはり自分が1番違和感がなく、納得のいく状態に調整していくことが必要です。
カヤック(プレイカヤック)の場合シートの位置数センチ動かしただけで、随分と乗り味が変わったりします。
あらかじめ「どこ」を「どういうふう」に、したいかなど充分に話しあって調整していきます。
まずはじめにお客さまにあったシートポジション「ピッチングポイント」を決めるため、実際にカヤックに乗って頂きます。(このとき出来れば、いつも着ているウェア着て乗ったほうがいいです。)その際に納得のいくまで話し合いをします。
ピッチングポイントが決まったら、実際に乗り込んでみて、フィッテイングをイメージしてつぎの段階にはいります。
まず、最初にシート位置を決めます。位置を合わすために前後に動かしたり、外したり、何度も乗り降りをしたりします。シート位置は非常に重要で、ネジ穴1ツ分、前後に動かしただけでも、フリ-スタイルムーブに影響が出るとも言われています。自分に1番あったシート位置を探し出す事は難しいです。
位置が決まれば、マーカーなどでしっかりマークをつけて、ハンマーなどで、その位置にあわせます。
次にサイブレスの位置をさぐります。この場合自然な状態で膝、太ももがサイブレスにフィットするようにします。
たりない場合はウレタンフォームを加工して取り付けます。これもシートと同様カヤックの運動性能に大きな影響がありますから、何度も納得のいくまで行います。
大まかな位置が決まったら、サイブレスを固定します。これもシートと同様マーカーなどでマークしておいて、それにあわせてサイブレスを固定します。ねじ締めによって、サイブレスの左右を合わせます。人によっては、右左が微妙に変える場合もあります。
カヤックによってはヒップパッドの取り付けを行います。座りごこち、ヒップの滑り止めが良くなります。場合によってはシートポジションを少し上げる事も…。これらによりカヤック操作性は格段に上がります。
次にバックバンドの調整を行います。シートに座ってみて、後傾にならないようにあわせることが大事です。バックバンドにもたれるのではなく、自然に少し前傾姿勢するようにしてバックバンドを合わせます。
バックバンドが決まったら、今度はフットブレスの調整を行います。
カヤックによってはヒップと太ももを一体にするためにウレタンフォーム材を加工します。これは自然に座った時に必要以上の膝のもち上げをしないためのものです。
フィッティング完成。
これは人によって癖や足のながさなどによって大きく変わります。