キャンプ料理の定番と言えばバーベキュー。そしてキャンプの最大の楽しみともいえる。
子どもの頃、少年野球をしていてその少年野球チームの主催するサマーキャンプに行ったときに初めて食べたバーベキューの味を今でもはっきり覚えている。
鉄製の串にブツ切りの肉と野菜が交互に突き刺してあり、食べるとなんともいえない香ばしさと美味さが口の中を駆け巡った。
その後大人になり、キャンプに出かけた際に何度があの頃のバーベキューの味を再現しようと試みてみたが遂にできなかった。
大人になり味覚が変わってしまったからか、それとも根本的に調理法が違っていてバーベキュー本来の味が出せてないのか未だに分からずじまいで今日に至っている。
キャンプでの一番の楽しみは野外で食べる食事であることは言うまでもないが、それもできるだけ調理に手間暇のかからないものがいい。そこでバーベキューということになるのだが、調理の手間ひまの面においてもバーベキューは非常に優等生で、バーベキューコンロに炭、網それからトンクそして食材と、これだけあれば簡単にでき、しかも美味しい。
バーベキューといえば金串に肉と野菜を交互に刺して焼いているイメージが強いが、そんなことは関係なく、肉でも野菜でもどんどん焼いて食べればそれがバーベキューであると思う。
そして炭火で焼いた肉の旨さときたらたまりませんね～
よく家庭でやるホットプレートとは格段違う。
詳しくはわからないが炭火による遠赤外線（えんせきがいせん）効果と網から肉の油が適度に下に落ちて香ばしくジューシーな味になる。
しかしバーベキューコンロは火力（炭火）の調節が殆どできないので、焦げ付きには充分注意しなくてはならない。
そして焼けた順にどんどん食していけばいい。
こうしてキャンプの夜は更けていく。
日本バーベキュー協会 
http://www.jbbqa.org/
