テントが寝室ならタープはリビング&キッチンということになる。
キャンプにおける日中の日よけはもちろんのこと、不意に振り出した雨や夜露などからも身を守る役割も果たす。
また料理を作ったり、食べたり、食後にくつろいだりするためにもタープは必要不可欠である。
そのタープにもさまざまなタイプがあります。
2本のポールで天幕の両端を固定し、2本の張綱(ロープ)で固定するタイプです。
天幕は四角形で実にシンプルで無駄のないデザインです。
1人でも短時間で設営が可能です。
長所としては風に強く、見た目の格好の良さなどが挙げられます。
短所としてはヘキサ型に比べ形状的に有効面積が小さく居住性があまり良くないということ。
しかしどことなくクラシカルでシンプルなウィング型を愛用している熱狂的なアウトドアマンも数多く存在する。
ウイング型の有効面積をさらに大きくとるために進化した、六角形の天幕のタープです。
ウイング型同様2本のポールで天幕の両端を固定し、天幕を4本の張綱(ロープ)で固定するタイプです。
張り出た部分がウイング型よりさらに有効面積が大きい。見た目も美しく最近ではこのタイプが主流となっている。
長方形の天幕に4本のポールと張綱(ロープ)で固定するタイプです。
有効面積も広く快適で、言わばタープのロッジ型と言ったところです。
長期滞在型のキャンプにはこれが最も向いているでしょう。
しかし設営はウイング型、ヘキサ型に比べ時間がかかりポールの数も多いので重量も重い。
もうこうなると、テントかタープかわからなくなるのですが、四隅をメッシュスクリーンで囲ったタープです。
特徴としてはメッシュスクリーンで完全にカバーしていますので、虫の進入を防ぐことが出来ます。
夏などはこれがあればテントはいらないくらいです。
いつもあまり大勢でキャンプをないのにレクタ型などでは、設営ばかり大変です。
また逆にいつもキャンプは大人数なのにウィング型は少し頼りなく思うでしょう。タープは日中の日よけと不意の雨などに役立ちます。
自分のキャンプスタイルでそれを使用する人数などで決めればよいでしょう。