リバーツーリングとは1本の川を区間を決めて、数日の工程をかけてカヤック(主にファルトボート)で川を下ること。
テントやその他のキャンプに必要な道具を必要最小限にしたものをバックパックしカヤックに積み込み、日が暮れると河原などでキャンプをする。
リバーツーリングの最大の楽しみは単にカヤックで川を下るというもに止まらず、その土地土地での人との交流や食べ物、そして童心にかえり本気で水遊びをすること。
リバーツーリングにも人によって様々なスタイルがあるのも事実だが、根底にあるものは日常では決して味わうことのできない本気の水遊びなのだ。
リバーツーリングにおける西日本最大のメッカといえば四万十川(しまんとがわ)だろう。
川の流れの中には必ずといっていいほど流速緩和帯と呼ばれる場所が存在する。
これは川の流れの中に点在する岩によって流れが遮られることにより、一定区間の流れの速度(流速)が遅くなっている部分のことである。(左の写真のブルーの線内)
川の流れの落差により真っ白く泡だっている場所にもこの流速緩和帯がある。
魚がエサを捕食するための場所によくなっていたり、アウトドアスポーツのカヤックはこの川の流速緩和帯をうまく利用して対岸へ渡ったりしている。