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川にはエディという場所が必ずといっていいほどあります。エディとは流れが岩などにさえぎられて出来る、流れが比較的緩やかなところのことです。また本流とは逆向きに流れている場合もあります。(カヤッカーや魚などの休憩場所にもなっているところです。)
ストリームイン(ピールアウト)とはエディから流れに入ることをいいます。
フェリーグライドとは、エディから対岸の岸などにいく場合、流れを横切るのに使うテクニックです。
いわゆる流れがほとんどない所のことです。川幅も広く、勾配もなく、水深もわりと深い場所のことです。川は静と動を繰り返し蛇行して流れていますが、瀞場(トロ場)は静の部分です。
川幅も比較的広く水深も浅い。しかし傾斜があるため、岩などがむき出しになって白い泡がたっているところです。瀬としてのパワーはあまりありませんが、水深が浅いうえに岩などが多く点在しているため、カヤックがよく岩などに乗り上げてしまうことがあるので注意が必要です。
川床の落差によってできる、小さい滝のようなところです。もちろん水の巻き込みのパワーは強く、ときにはダウンリバーの際にカヤックのスターンが喰われて、沈する場合もあります。特に初心者の人は早めに見つけて、回避するようにしましょう。
川床の落差や流れのさまざまな要因によってできるストッパーのことです。
ホールの構造としてはボトム、フェイス、リップから構成されており、もっともキープ力の強いボトム部分はカヤックなどを完全に止めてしまいます。
フリースタイルの世界ではこのホールを使ってさまざまプレイをしています。
初心者の人にはやっかいな存在ですので、早めに見つけて回避するようにしましょう。
いわゆる海の波と同じような形をしています。
ただ海のように波が移動していかず、ずっと同じ場所にあります。また流れの方向も海の波とは逆です。川床の落差や流れのさまざまな要因によってできています。ウェーブではカヤックでサーフィンができます。又高低差のあるウェーブでは、カヤックで様々なムーブをすることが可能になります。
流れが岩などにさえぎられて出来る、流れが比較的緩やかなところのことです。また本流とは逆向きに流れている場合もあります。(カヤッカー達の休憩所にもなっています。)ホールやウェーブの横に広いエディがあると、ホールやウェーブでプレイした後、再びエントリーが可能となるので、貴重なエディとなります。
川の中にある大きな岩のことです。これが流れに隠されているため、カヤックからは見えにくいのです。充分水深があると思い、安心しているとカヤックのボトムに隠れ岩があたって沈することも多いので注意が必要です。
ストレーナーとは川にある人工的または自然の障害物のことです。
代表的なのが倒木で川のコースをふさいでいるケースがよくあります。また人工の障害物もあります。
テトラポッドや、昔の橋の残骸などもストレーナーです。またそのストレーナー自体が完全に水中に潜っていたりするケースもあるので、充分な注意が必要です。
とにかくダウンリバーをしてて、ストレーナーもしくはストレーナーの疑いのあるものを発見したら早めに回避しましょう。
アンダーカット(ロック)とは、大きな岩の水面下の部分が浸食などで大きくえぐれている岩のことです。
特に川の流れが大きな岩にぶっかっている場合、まずアンダーカット(ロック)だと思ったほうがよいでしょう。
見分け方が大変難しいのですが、通常大きな岩に流れがぶつかっていると、その岩のところにクッションウェーブという返し波が出来ている場合もあります。(流れが岩にはね返されて出来る波)しかしアンダーカット(ロック)の場合は下がえぐれているのですからクッションウェーブが出来ていないケースがあります。もちろん一概にとは言えませんので、とりあえず流れが大きな岩にぶつかっている場合は、その岩には絶対近づかないようにしましょう。
川における人工の構造物で最も危険な存在です。
川幅いっぱいに広がった堰堤の落差からは、均一に水がいきよい良く流れ落ち、一度カヤックで入ってしまうと、出られなくなってしまう場合があります。
ダウンリバーの際は必ず、ポーテージ(カヤックから降りて岸を歩いて回避すること)して回避しましょう。