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川の流れが隠れ岩などの上側を流れ、そのすぐ直下で大きな落ち込みを形成している状態のこと。
瀬などの下流側によくできる流れで、川底からボコボコと泡状の流れが湧き上がっているところ。パワーのあるボイルではカヤックがひっくり返されたりすることがある。
カヤックの際に濡れては困るもの(弁当、携帯電話、タバコや財布)などを入れる袋のこと。素材はナイロン制のものが多い。この防水バックは気密性がたいへん高い。密閉のしかたも簡単で物を入れた後入り口を何重かに折りたたみ、入り口を止めるだけで完了する。ちなみにより高い気密性を出すのであれば、防水バックの中に空気を入れて密閉することにより中からの圧力が密閉口にかかりより気密性が高まる。ドライバッグともいう。
ショルダーベルトなどを使用して背中に担ぐ事。主にクリークボートなどの重いカヤックの運搬に用いる。
フォールディングカヤックとは折り畳み式のカヤックのことです。その名の通り船体布とフレームで構成されていて、これらのものが付属のザックに収納、持ち運びが出来るというのが最大の特徴です。フォールディング(組み立て式)なので場所をとらないし、専用のザックも付属しているので、車がなくても電車で移動なんてことも可能です。ファルトボート【faltboat】ともいいます。
だいたいのフォールディングカヤックの場合、キャンプで使うテントを組み立てるようにフレームをカヤックの形に組み上げて、その上から船体布と呼ばれる布をかぶせていってカヤックの形にします。あとは船体布に付いてあるエア・チューブなどに空気をいれて船体布に張りを持たせれば完成です。このとき注意してほしいのが、何かひとつでもパーツがないと(特に主要パーツ)組み立てられない可能性がありますので、家を出る前にしっかりチェックが必要です。組み立てそのものは各メーカーの製品によって異なるのですが、だいたい15分程度で組み立てられま。全長も1人乗用で4m前後のものが多く1~2日くらいのリバーツーリングならば食料やキャンプ道具一式を積載できます。
リジットタイプのカヤック(一体成型)ものとは違い、小さく収納でき、電車での移動できるという点から、車を持っていなくてもカヤックが出来るというメリットがあります。しかしながら決して軽くはないフォールディングカヤックを背負い、キャンプ道具一式を持って電車で移動というのもかなり体力がいることで、結局車で川まで行くというのが多いようです。また宅配便などを利用している方もいるようです。
フォールディングカヤックはホワイトウォーター(激流下り)のためのカヤックではなく比較的穏やかな流れの川や湖などの静水域で使用するカヤックです。ハル(船体)も岩などのぶつけるとすぐに破れて穴があいてしまいます。またフレーム(アルミ、木)なども岩などにぶつけると折れたり、折れ曲がったりします。そのため水深があり比較的穏やかな流れの中流域でのツーリングなどに適しています。しかしリジットタイプ(一体成型)のカヤックとは違い、使い込めば使い込むほど味が出てくるカヤックです。
まっすぐにカヤックを進ませる漕ぎ方のことで、カヤックにおける基本中の基本の漕ぎ方のことです。カヤックはあらゆるジャンルがあるのですが、その全てがこの「フォワードストローク」が基本になっています。
ダウンリバー(川下り)において、越えられそうもない瀬や障害物(堰堤や堰)などがあった場合、カヤックを担いで、岸を歩いて障害物などをやり過ごすこと。またカヤックのグラブルーブに紐を付けて、カヤックを引きながら、川の浅瀬を歩いて障害物をやりすごすことをライニングダウンという。
川床の落差や流れのさまざまな要因によってできるストッパーのことです。ホールの構造としてはボトム、フェイス、リップから構成されており、もっともキープ力の強いボトム部分はカヤックなどを完全に止めてしまいます。フリースタイルの世界ではこのホールを使ってさまざまプレイをしています。初心者の人にはやっかいな存在ですので、早めに見つけて回避するようにしましょう。
カヤックの底部分のことを指す。
ポリエチレンで成型されたカヤックのこと。現在においてはカヤックといえばほとんどがポリエチレン制のカヤックといっていいほど普及している。ポリエチレンの良いところは衝撃に強く、割れにくく、製造過程においては成型しやすいなどのメリットがある。またカーボン制やグラス制のカヤックに比べコストもかからない。ポリエチレンカヤックに使用されているポリエチレンには大きく分けて2種類あり、クロスリンクポリエチレン(高密度ポリエチレン)とリニアポリエチレン(低密度ポリエチレン)がある。どちらも一長一短があるが強度において優れているのがクロスリンクポリエチレンだが、構造が立体合成になっているため補修ができず、使用後のリサイクルも困難である。一方リニアポリエチレン(低密度ポリエチレン)は平面合成になっているため補修が利き、リサイクルも可能である。
直訳すると体積や量などの意味になるのだが、カヤックにおいてもカヤックそのものの容量という意味なる。リットル、ガロンといった単位で表記されている。フリースタイラー達はカヤックを選ぶ際にはカヤックの長さよりもボリュームの方を気にしているといえる。現在は一つのフリースタイルカヤックでもボリューム別で選べるので、自分の体重や技量にあったカヤックが選べる。
川の流れが強く、白く泡立っているところを指す。